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独立直後の診断士をレポート

駆け出し診断士の奮闘記

<駆け出し診断士の奮闘記(6)>

文:眞本 崇之(中小企業診断士)

【第1回】パパが選んだ独立の道[2]

自分の裁量で選択できる生活

独立後1ヵ月が経ったある日、予定日より2週間早く娘が産まれました。その日は、以前よりお世話になっていた先生のお誘いで、午後からある施設の見学に行く予定でしたが、お断りして出産に立ち会いました。

妻と娘は産後1週間、入院していましたが、もちろん毎日、面会に行きました。病室で仕事をしたり、何度か研究会や仕事に出かけたりはしましたが、毎日最低2時間は面会できていたと思います。

日々の暮らしも優雅なものです。私は現在、外出よりも自宅でパソコンに向かうデスクワーク(研修資料や報告書を作成する仕事)が多いのですが、仕事の合間には娘と遊べますし、妻の手が離せないときには娘をあやすこともできます。また、娘の生活リズムに合わせるために、習慣であるジョギングも時間をくり上げ、夕方6時頃に一緒にお風呂に入っています。最近では、娘が叫び声のような大声を上げて話す練習をしているようで、成長を日々感じています。

昼間から娘と触れ合ったり、平日に家族との予定を入れたりできるのは、独立したことで「何事も自分の裁量で選択できる」からだと思います。もちろん仕事はありますので、24時間一緒にいるわけではありません。子どもを持つ一般的なサラリーマンの方と比べて、毎日1時間くらい多く娘と過ごしているというのが実態でしょう。しかし、私が求めていたのは、この毎日の「プラス1時間」であり、いまのところ思い描いたとおりに進んでいることに、大変満足しています。

生活と仕事のバランスをとる

しかし、ワーク・ライフ・バランスの視点では生活面に偏りがちで、調和がとれていない状態です。家族を支えるには、当然のことながら収入・仕事面も考えなければなりません。

諸先輩方が気にかけてくださっていることもあり、独立間もない時期から仕事をさせていただいています。診断協会の活動を通じて知り合った先輩の独立診断士のお手伝いで、マーケティング調査に同行させていただきましたし、実績ができると、単独で仕事を受注することもできました。また、独立前から所属していた研究会を通じて知り合った方からは、都道府県が運営する職業訓練施設での、4ヵ月にわたるIT研修講師の仕事をご紹介いただきました。そのおかげで、独立前に作成したわが家の資金繰り計画の収入欄は計画を上回っており、本当にありがたいことです。

しかし、妻は育児休暇中で、わが家の支出を上回るだけの収入を稼げていないのも現状です。当面の目標は、1日でも早く貯金を切り崩さない生活にすることです。

今後、わが家の資金繰り表はどのように変化していくのか...。娘の成長に負けないよう、パパも頑張らなくては!

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(つづく)

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