経営コンサルタントの国家資格”中小企業診断士”の情報が満載です。 中小企業診断士の広場

中小企業診断士の広場

独立直後の診断士をレポート

駆け出し診断士の奮闘記

<駆け出し診断士の奮闘記(4)>

文:堀川 久美子(中小企業診断士)

【第3回】「制約を外してビジョンとミッションを描いてみる」[2]

制約を外してビジョンとミッションを描いてみる

仕事関係者の展示会で、自身の専門分野を再認識
仕事関係者の展示会で、
自身の専門分野を再認識

このように、機会があればさまざまな業務に挑戦してきました。やりたかった専門分野に関するものもあれば、新たに経験を積む分野もあり、うまくいくことも苦労することもあります。得意なこと、できること、やりたいと思ってきたことが、経験を積むうちに変わってくることもありますし、逆に苦手なこと、うまくできないと思っていること、やりたいと思っていなかったことの中に、経験してみて意外な面白さを感じ、方向転換することも、周囲を見ていてもたびたびあるようです。また、チャレンジしてみて、もともと持っていたビジョンやミッションが一層強固になることもあります。そうした可能性を秘めているのに、自分が制約をかけてしまうことで可能性の芽を摘んでしまうのは、とてももったいないことだと思います。

私もさまざまな業務を経験する中で、自分が専門性を発揮できるのはやはり、ファッションやインテリアをはじめとするライフスタイル分野であると原点回帰し、会社員時代にお世話になった業界に恩返ししたいというミッションも強固になりました。また、独立するまでは未経験だった研修講師業を通して、昔から人前で話すことに苦手意識があったものの、それは知識・スキルと経験が不足していただけで、実は好きで向いているかもしれないと思えるようになりました。同時に、受講生と真剣にかかわることを通して、それまでは割と職人気質で、黙々と作業をするのが好きで向いていると思っていた価値観が変わり、人との対話を通じて相手に良い影響を与えることに面白さややりがいを感じることがわかりました。

もちろん、まだまだ磨いていかねばならない知識やスキルは山積みですので、「自分は○○のプロ」と胸を張って言えるようになるには時間が必要ですが、これからも自身の可能性に制限をかけることなく、チャンスを活かして果敢に挑戦し、人生のビジョンとミッションを常に探究しながら、社会に貢献していきたいと考えています。

<< [ 1 ][ 2 ]

(おわり)

【こちらもオススメ!】