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独立直後の診断士をレポート

駆け出し診断士の奮闘記

<駆け出し診断士の奮闘記(3)>

文:上野 光夫(中小企業診断士)

【第3回】2年目も起業支援を中心に活動したい[2]

起業支援をしつつ、自身の事業も軌道に乗せなくては...

ところで、自身の起業はうまくいっているの?

2年目を迎えてやる気満々
2年目を迎えてやる気満々

独立開業した際の目標どおり、起業支援を柱にできた私ですが、「自身の起業は成功しているのか?」と自問すると、「まだまだ到達レベルが低い」と評価しています。収入面はもちろんのこと、やりたいと思っていることの半分もできていないからです。

いまの仕事の割合は、中小企業診断士でよく言われる「書く」、「診る」、「話す」という区分で、「書く」が10%、「診る」が70%、「話す」が20%と、「診る」、つまりコンサルティングに大きく偏っています。コンサルティングの割合が多いと、仕事を受けられる限界が早く訪れてしまい、自ら掲げている「起業家を増やす」という理念を達成できません。

2年目に入ったいま、考えていることは、コンサルティングの仕事を適正な量に保ちつつ、他の仕事を増やしたいということです。具体的には、首都圏だけでなく、全国の起業家を支援するための通信講座を行うことや、起業家が集まるコミュニティをつくっていくことを目標としています。後者は、直ちに実行するのはハードルが高いですが、前者は何とか今年中に始めたいと思います。

独立開業後を振り返ってみると、決して順風満帆とは言えませんが、スピードは遅いながらも、着実にステップアップしていることを実感しています。オフィス1つをとっても、最初は多くの人が集まるシェアオフィスにいましたが、1年後には、少し家賃の高い個室に移転しました。さまざまな所に顔を出した結果、短期間で多くの人脈や親友もできました。起業支援に関するスキルも、最初の頃と比べるとずいぶん高くなったような気がします。

私は、安定した勤務先を退職して独立しましたが、いまのところ、「独立開業して本当によかった」と思っています。さあ、これからどうなることやら。不安と期待の入り混じる日々はこれからも続くことでしょうが、楽しみながらやっていきたいと思います。

独立開業を検討している方へ

まだ独立して2年目の私が申し上げるのは早いかもしれませんが、中小企業診断士で独立しようかどうか迷っている方へ、自身の過去を思い出してアドバイスをしたいと思います。

はっきりと言いたいのは、「迷っているなら、早く決意したほうがいいですよ」ということです。人生、やらないで後悔するよりも、やって後悔したほうがいいと思いませんか?

中小企業診断士が活躍できる分野は、たくさんあると思います。あなたの専門分野を研ぎ澄まして、仕事を受注するための情報収集力と営業力を高めれば、十分に活躍できると思います。1日も早く、「○○年□月△日に独立するぞ!」と決め、それに向けて準備されることをオススメします。独立したら、何とかなります。いや、何とかするのです。

 以上で、私の奮闘記を終わります。ご精読、ありがとうございました。

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(おわり)

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