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■ 木炭と天然水を融合させた霧状室内浄化商品の開発
県北地域中小企業支援センター(秋田県商工会連合会)
| 有限会社 工房かづ野 |
| 業 種 | : |
木炭水盤製造・販売
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経済状態の悪い現在、「食べ物などと違って金足の遅い事業に手を出すのは自殺行為」という反対を押し切って業界に飛び込みました。製造から販売までを視野に入れ、しかも、つくること・売ることがズブの素人なのでわからないことばかりでした。そんな折に、支援センターからいただいたご指導はたいへんな力でした。力添えがなければ事業家として踏み出すことができなかったと思い感謝しています。とはいえ、いまは山の登り口にたどりついた程度、本当の感謝は事業が成功してから申し上げます。
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| 本社所在地 | : | 秋田県鹿角市 |
| 資 本 金 | : | 300万円 |
| 創 業 | : | 平成14年12月 |
| 売 上 高 | : | 1100万円 (平成15年度計画) |
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| 従業員数 | : | 4名 |
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■天然素材から生まれた自然との調和を実感する商品
当社代表の兎澤道晴氏は、家庭の事情から25年間勤務した高校教師の職場を退職、その後の生活基盤は自然との関わりがある仕事に求めることにした。新しい事業を模索し、木炭・軽石・セメントの粉末を木酢液で混ぜ合わせた水盤をつくる技法を完成させ、さらに製品がすべて手づくりである特性を活かし、水盤に霧発生装置・発光ダイオ−ドを付帯した「自然との調和、いやし・健康保持・オブジェとしての造形美」をテ−マとした製品に仕上げた。
この間約1年、試作品を地元観光施設に展示するなかで、栃木県の葬儀用品問屋との受注契約が成立、さらに販路拡大の可能性が出はじめたことから平成14年12月に個人で開業、本格的な生産準備に着手した。
■新たな生産拠点を確保し生産体制の確立に取り組む
試作は自宅空地のプレハブ作業場で行っていたが、本格稼動には作業効率・衛生面で問題があり、新作業場への移転が必要で、賃借建物の改築費及び当面の運転資金約650万円の資金が必要となった。
自己資金は製品開発に注ぎ込んだ関係から、新たな資金は全額借入金に頼らざるを得ず、その資金調達のため当センタ−への支援依頼となった。
開発された製品は初めて市場に出るものであり、販売市場も手探り状況での事業化で不安はあったが、製品の特異性と本人の新事業に対する情熱・誠実さ、両親の所有資産等から、資金調達の可能性は十分あると判断し、全面的に支援することとした。
■資金調達をめざして具体的な支援を開始
(1)事業計画書作成支援
計画書作成は本人がまったく未経験の分野であったため、具体的な作業は当センタ−からの提案で進め、融資申し込み・補助金申請に係る事業計画書作成では数回にわたって協議を重ねた。
(2)融資条件整備のアドバイス
融資については不動産担保が有利と判断し、担保条件の説明・抵当権設定に対する両親の説 得など細かな点でのアドバイスを行った。
(3)専門家派遣
初めて市場に出る製品であるため、販路拡大には宣伝方法が重要なポイントであった。製品の種類が多く、販売活動での製品運搬には限界があったため、宣伝手段として自社作成のパンフレットを使用していたが、全国に向けた宣伝の必要性から秋田市での個展開催・国際ギフトショー出展を機に、全国向け宣伝用パンフレットの作成を決め、専門家(アートデザイナー)を派遣した。
■資金調達の進捗と営業活動の成果
(1)資金調達
融資は国民生活金融公庫に650万円の申し込み、一部在庫資金が認められなかったが500万円の融資実行を受けた。助成金については、県の支援機関に出向き補助金申請について協議、指導を受けたが、申請条件が満たされず断念した。
(2)営業活動による成果
本人の積極的な営業活動や展示会への出店行動等により本事業に対する出資者が現れ、平成15年7月法人設立、新たな資金調達の道が開かれたほか、大手デパ−トによる展示即売会が予定されていることや、シックハウス対策として住宅建築業者からの注文が出るなど、製品に対する評価が広まっている。
しかし、市場での製品認知度が低いことや販路が確立されていない状況から、売上高は目標を大幅に下まわっており、現状を打開するには相当の時間が必要と判断されるもので、引きつづき必要に応じた支援を行う。
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