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創業型
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■ 事業計画の作成と、開業資金に関するアドバイス
石川県鶴来・地域中小企業支援センター(鶴来町商工会)
| 有限会社マツガヤ工業 |
| 業 種 | : |
表面処理(溶射加工)
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開業前のチェックや資金借入時の書類作成等、様々な段階での指導を受けることが出来たおかげで無事創業することができたと思っています。
また、工場を離れられない自分にとっては、コーディネーターが訪ねて来てくれて、何かと気にかけて貰えていることで大変助かっています。
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| 本社所在地 | : | 石川県石川郡鶴来町 |
| 資 本 金 | : | 300万円 |
| 創 業 | : | 平成13年4月 |
| 売 上 高 | : | 27,252千円 (平成15年9月期) |
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| 従業員数 | : | 1名 |
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■支援に至る経緯
創業者である松ヶ谷氏は、以前の勤務先では溶射加工部門に長年勤務していた。
その中で、従来製品以外の新しい製品への取り組みを熱望し、やがて独立開業を考えるようになった。
そこで相談のため訪ねた鶴来商工会から地域中小企業支援センターを紹介され、コーディネーターによる、創業に関するアドバイスを平成12年末より受けることになった。
■支援前の課題
当社の場合、代表者は企業での経験こそ豊富(16年間)であったものの、経営に関することについては全くの素人であった。また、独立開業の決断までが非常に素早く、平成12年末に最初の相談があってから翌13年の1月にはもう、それまで勤めていた企業を退職していた。
そのため、創業に関する諸問題(事業プランの立案/事業計画書の作成/資金計画の立案/資金調達方法 等)を『走りながら考えていく』必要に迫られることになった。
■支援のポイント
(1)事業プランの作成
『どのような商品(サービス)を』『どのような技術を使い』『どのような顧客に』提供できるか。
まず最初に松ヶ谷氏とコーディネーターが行ったのは、自社の事業プランを明確にすることだった。
コーディネーターから、事業プランを明確にすることでアイデアを現実的なものにしていく作業が、自身の再確認に役立つだけでなくその後の事業計画の作成にもつながるとの説明を受け、松ヶ谷氏もあらためて自身が何をしていきたいのかを確認していった。
その結果、『溶射加工を』『熟練した精密溶射技術と特殊高速フレーム溶射機を用いて』『従来の産業用の他、民生用の分野にも広く』提供していくことが確認された。
(2)事業計画の作成
続いて、今後の売上や仕入れ、設備導入やその為の金融機関からの借入れ・返済など、今後の事業活動全般を網羅した、事業計画の作成に入った。
松ヶ谷氏は専門分野である技術的な知識においては自信があったが、市場動向やマーケティング、経営、会計の知識に関してはかなり不安があった。
この様な点について、コーディネーターは一つ一つ作成に関してのアドバイスを与え、松ヶ谷氏が計画を作成するサポートを行った。
そしてこの中で、当初松ヶ谷氏が想定していた設備投資では当初想定される受注量や資金繰りから見た場合過大になることが分かり、開業当初は設備をコア技術部門に限定し、その後の収支状況に応じて充実させていくという計画に修正された。
また、設備投資その他に必要となる資金の借入に際しても、その様な経験の無い松ヶ谷氏に対して申込様式の記入方法など細部までコーディネーターが相談にのる形で書き上げていき、(財)石川県産業創出支援機構の設備貸与制度・国民生活金融公庫の新規開業資金制度を利用することが出来た。
■成功要因等支援後の分析
以上のような経緯をへて、松ヶ谷氏は平成13年4月に有限会社マツガヤ工業を設立。同年9月には現工場(賃貸)での操業を開始、2年目・3年目と売上を伸ばしている。更に研究開発等にも積極的に取り組み、技術的進歩を当社の強みとすべく鋭意努力している。
当社の場合、『溶射』という特殊な技術がコア技術となっている点、独立前にその技術を新たな研究開発が可能な程に習得していた点、独立前の共同研究先からの受注が見込めた点などが強みになっていたものである。
また、創業前の支援センターでの窓口相談による各種の助言だけでなく、開業後もコーディネーターが訪問を行うなどフォローアップを実施し、企業が安定した事業活動を行えるようになるまでの支援にも取り組んでおり、一定の効果をあげている。
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