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パイプの穴あけコストを大幅ダウン
ナディックは金型設計を行うファブレス企業。2003年に取引のあった自動車部品メーカーから、油圧部品のパイプ穴あけ関連の相談があった。内面バリの処理コストと手間がかかり過ぎるため、なんとかできないかというものだった。
これを受け、ナディックの上野栄蔵社長は、金型設計で培ってきたノウハウと技術力を生かして研究に打ち込んだ。プレスでバリの出ないパイプ状部品の穴あけ技術と装置の開発に取りかかった。従来、穴あけ加工は外側からドリル加工または放電加工するのが一般的で、内側のバリ処理に手間とコストがかかり、効率が悪かった。また、直径2ミリメートルの横穴1カ所のプレス加工は難しいとされていた。
1年後、新技術で金型やプレスの加圧法などを工夫して、「パイプ内面バリなしプレス加工」を開発した。内側から外側にプレス穴あけ加工するため、内面は傷めずバリが出ない。内面検査が不要で、コストも従来の加工方法に比べて約3−5割ダウンした。この加工法は自動車、油空圧、産業機器部品のパイプ穴あけ加工に大きな需要が見込まれる。
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