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霜防止で自動連続運転を可能に
企業組合ヒーバックシステムなど3者による連携体は、電子部品などを対象とした業界でも珍しいという自動連続式の低温・高温試験装置を完成した。従来のバッチ式装置とは異なり、生産ラインと接続して電子部品を流すことができる。このため生産性を大幅に向上でき、省人化が図れるのが特徴だ。
開発した装置は電子部品を自動搬送し、マイナス40度Cまで設定できる低温室と、125度Cまで設定できる高温室を通過させる。出てきた時点で、電子部品に通電して正常に作動するかどうかを試験する。
連続式が難しかった理由は低温室にある。外気が入り込むと霜が発生し、それがトラブルの原因となり、生産ラインを止めてしまうおそれがあったからだ。開発装置は、低温室の投入口を二重扉にして順に開くようにした。一つ目の扉が開くと乾燥空気を噴射し外気侵入を防ぐ。それでも、ごく少量は外気が入ってしまう。そこで冷却コイルを2セット装備し、一定時間で切り替えて運転することで霜発生を防止した。こうした仕組みにより自動連続式を可能にした。試験納入したユーザーでは24時間運転で1カ月間、トラブルが起こっていないという。
価格は処理能力などにより4,000万〜5,000万円を予定。まずは自動車用電子部品メーカーなどへ売り込んでいく。
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