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シバタテクノテキス、つっぱりにくいジーンズ発売−毛織物の技術応用

 【名古屋】シバタテクノテキス(愛知県一宮市、柴田昇社長、0586-87-6446)は、毛織物産地として有名な尾州地区の技術でつくったカラージーンズを秋に発売する。スーツなどに使う織物技術を応用し、つっぱりにくく柔らかい履き心地に仕上げた。ピンクや水色など全13色で価格は1本4万円(消費税抜き)。ネットと店頭販売で年間1万本の販売を見込む。

 撚(よ)りをかけた糸を織ると布もねじれようとする力が働き、つっぱりの原因となる。同カラージーンズはスーツなど毛織物の技術を応用し、生地の糸に動く余地を持たせた。織りの密度は下げていないため、強度は維持しながら柔らかく体になじみやすい。「繊維試験場でさらりとした肌触りで、しなやかだが丈夫との評価を得た」(柴田和明専務)という。

 特殊な染色法でヴィンテージ感も出した。糸の表面部分のみ染色し、酵素や軽石で色あせた風合いに仕上げた。洗濯しても独特の風合いと素材の張りが長期間保てるという。「尾州デニム」として商標登録を申請中だ。


【2014年4月10日 日刊工業新聞社】