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農研機構、西日本向けに低アミロース米の新品種「ぴかまる」開発

 農業・食品産業技術総合研究機構は3日、西日本地方向けに低アミロース米の新品種「ぴかまる」を開発したと発表した。九州などで広く栽培されているヒノヒカリ品種に比べ収量が約10%多く、食味も同等以上という。じかに種をまく直播(ちょくはん)適性に優れ、いもち病と縞葉枯(しまはがれ)病にも強く、農薬の使用量も減らせるとして今後、九州を中心に普及を図る。

 低アミロース米はごはんの粘りが強く、冷めても硬くなりにくいため家庭用米飯のほか、ブレンド用や業務用にも向く。九州では安定栽培ができる同米の品種がなかったため、地域に適した新品種が望まれていた。福岡、熊本、鹿児島の3県の農業生産法人ですでに試作を始めており、倒伏に強い長所もある。


【2014年4月4日 日刊工業新聞社】