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日本精工硝子、ガラス瓶の海外展開強化へ酒造メーカーの輸出支援

 日本精工硝子(大阪市北区、小西慈郎社長、06-6351-1604)は、日本酒や焼酎メーカー向けに酒の海外輸出支援事業を始めた。自社のガラス瓶の海外展開を強化するのが狙い。外国人が好む日本文化を感じるデザインのお酒のガラス瓶などを日本酒や焼酎メーカー、酒蔵に提案する。酒のおいしさに瓶の付加価値を加え、海外戦略商品として海外販売につなげてもらう。また、提案と同時に海外未進出の酒蔵などには海外バイヤーとの交渉や展示会出展を支援する。

 海外輸出支援事業に着手するため、海外事業部を設立した。日本の酒蔵などは商品の海外輸出に意欲はあるが進んでいないのが実情。容器は一升瓶のように従来タイプの域を出ず、面白みがないという。

 小西社長は「容器自体にも目新しさ、美しさ、おいしいと想像する力が必要」と強調。海外の食事スタイル合わせ瓶を飲みきりタイプにし、無色透明の瓶の上に11工程で色鮮やかに着色する技術を用いて日本の伝統工芸品に近いデザインを提案する。

 日本精工硝子は、1895年創業の老舗ガラス瓶メーカー。化粧品用ガラス瓶主体に酒、調味料の食品用も手がける。無色透明で一番きれいなガラス瓶として評価を受ける。また自社ガラス瓶を生かした化粧品の発売も始めた。


【2014年4月3日 日刊工業新聞社】