HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

西鉄、太宰府―福岡間に和を意識した観光列車「旅人(たびと)」運行

 西日本鉄道は太宰府と福岡の中心部を結ぶ観光列車「旅人―たびと―」の運行を始めた。列車名は太宰府ゆかりの万葉歌人である大伴旅人にちなんで名付けた。倉富純男社長は「コツコツ頑張れば大きな成果が出る」と意気込む。

 太宰府は太宰府天満宮をはじめ、外国人観光客にも人気の場所だ。そのため列車の外装は「和」を意識したラッピングとした。車内も車両ごとに異なる六つの吉祥文様で飾り、4カ国語で解説する。装飾は「地元の意見も聞いた」(倉富社長)という。

 西鉄は通勤が主体の路線で、沿線の活性化が課題。そこで新しい列車を走らせることで観光需要を喚起する。車両の制作費は3500万円で他社の観光列車と比べると大きくない。だが「汗をかいて考え出した」(同)と胸を張る。太宰府のシンボルである“飛び梅”のような人気の広がりに期待する。(福岡)


【2014年3月31日 日刊工業新聞社】