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農研機構、種子の殻むき不要なカボチャ新品種を育成

 農業・食品産業技術総合研究機構は、殻むきが不要な種子を持つカボチャ新品種「ストライプペポ」を育成した。カボチャの種子は菓子類のトッピング素材などに利用されているが、厚い殻をむく作業にコストと時間がかかるため海外からの輸入が大半。新品種は種子に厚い殻がなく、そのまま利用でき、トッピング素材の国内調達につながる。面積当たりの種子生産量も従来の食用種子カボチャに比べ約2・4倍と多いという。

 ストライプペポは国産化推進と農業の6次産業化の有力品種として北海道和寒町にある約7ヘクタールの畑に作付けした。引き続き北海道や東北地方での普及を目指す。

 種子の殻むきの手間が不要で、株元に実が集中してつくため、栽培の省力化につながる。食品の安全・安心ニーズから菓子類のトッピング素材を国産化したい要望が高まっており、種子を低価格化することを念頭に育成した。果肉は繊維分や水分が多いため、流通されているセイヨウカボチャと異なり食用には不向きという。


【2014年1月15日 日刊工業新聞社】