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11月の訪日外国人、29.5%増の83万9800人−年間1000万人達成へ

 日本政府観光局(JNTO)がまとめた11月の訪日外国人数は前年同月比29.5%増の83万9800人となり、1―11月までの累計で949万9300人に達した。久保成人観光庁長官は政府が掲げる年間1000万人の目標について、「12月中旬には達成できる」と話し、目標達成が確実な状況となった。円安による訪日旅行の割安感が浸透したことや、7月に東南アジアで査証(ビザ)が緩和したことなどが奏功した。

 国・地域別では、中国、台湾、香港、タイ、インドネシア、ベトナム、インドが11月としては過去最高となった。ビザの取得が免除となったマレーシアは通年の単月ベースで過去最高を記録。中国を除く17市場で1―11月までの累計が前年の年間訪日旅行者数を上回るなど、世界で訪日旅行が拡大した。

 沖縄県尖閣諸島の国有化後、訪日旅行が低迷していた中国は同96.0%増の10万1900人と、9月から3カ月連続で過去最高を記録。1―11月の累計では前年を下回るものの、個人旅行、団体旅行ともに堅調で、回復基調に転じた。久保長官は「秋以降の中国の回復が全体の数字にも影響した」としている。

 1000万人の目標は当初10年に達成することを目指していたが、リーマン・ショックや東日本大震災などで、3年遅れて達成する見通しとなった。


【2013年12月12日 日刊工業新聞社】