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デンソー、農業生産支援システム開発−温室条件を自動制御

 【名古屋】デンソーは3日、農業用温室の条件を自動制御して作物の増産につなげるシステム「農業生産支援システム」を開発したと発表した。愛知県豊橋市で実証実験し、トマトの最適な栽培条件を開発した。ほかの野菜や花卉(かき)にも適用を広げる。価格は300万―500万円程度を想定。2014年4月以降に発売、20年に500台の販売を目指す。

 ハウス内外にセンサーを設置し、風の向きと速さ、日照、降水量、ハウス内の温度、湿度、二酸化炭素(CO2)濃度を計測。ハウスの天窓やカーテン、空調装置、ミスト、CO2発生器などを制御して作物の生育に最適な条件をつくる。

 12年1月からトヨハシ種苗(愛知県豊橋市)と共同でトマトをハウス栽培し、5月からは自前のハウスで実証実験した。ハウスでのトマトの土耕栽培の収穫量は1000平方メートル当たり10数トンとされるが、このハウスは同35トンの収穫実績がある。


【2013年12月4日 日刊工業新聞社】