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吉田屋、「常陸乃梅」ブランド展開−加工品生産5年で3倍へ

 【水戸】吉田屋(茨城県大洗町、大山岳夫社長、029−267−2069)は、梅加工品の年産能力を現状比約3倍の約24トン分に引き上げる。年内にも工場建屋内に無菌室を新設するほか、5年以内に練り梅やシロップの撹拌(かくはん)用設備を現状比2倍の4台体制にする。2月に梅ブランド「常陸乃梅」が経済産業省の「農商工等連携事業計画」の認定を取得したことを受け、総額3000万円を投じて段階的に増産・販売体制を整える。
 吉田屋は常陸乃梅を用いた無添加・無着色の製品をシリーズ展開する計画。増産体制の整備と合わせて自社販売店を改装し、2014年4月に「梅カフェ」としてリニューアルオープンする。18年度に常陸乃梅の関連製品で、売上高3000万円を目指す。
 常陸乃梅シリーズの第1弾は土浦農業協同組合(JA土浦)と共同開発した梅シロップ「常陸乃梅 ピュアスイート」2種。薄めて飲料にするだけでなく、スイーツなどにも使える。価格は容量300ccで、梅タイプが1260円、梅とすももを交配した梅の新品種「露茜」タイプが1575円。
 JAの直売所やインターネットを通じて販売するほか、東京・銀座の県のアンテナショップ「茨城マルシェ」、高速道路のサービスエリアや常磐線の駅売店での販売も検討する。
 また23日につくば国際会議場(茨城県つくば市)で開催の「ビジネス交流会inつくば」(筑波銀行主催)に出展する。
 同シリーズの第2弾は14年春にも梅干しを発売する計画。3年以内に梅ジャムも開発する。


【2013年10月22日 日刊工業新聞社】