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地域資源活用チャンネル

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ブランド百景−たかはたブランド

 「たかはたブランド」。山形県置賜地方の東部に位置する高畠町。山々に囲まれた実り豊かな大地「まほろばの里」を町のイメージに打ち出している。洋なしの一種のラ・フランスやサクランボ、ブドウ、コメ、清酒、ワイン、加工食品など豊富な「食」を持つ地域だ。食を通じていかに地域のブランド力を高めていくか。高畠町では地域とタッグを組んで「たかはたブランド」を育てている。

 推進組織は2006年に設立。たかはたブランドの認証を07年から始めた。現在、同ブランド認証事業所協議会(事務局=高畠町産業経済課)は町内17事業所で構成。認定商品はジャムや漬物、清酒など26商品ある。

 先月、高畠町はJR仙台駅2階のイベントスペースで高畠町の果物や野菜、加工食品を展示販売する「たかはたフェア」を3日間開催した。「たかはたブランドを浸透させる取り組みの一環」(産業経済課)で、“たかはた”の知名度向上に力を注いでいる。

 たかはたブランド認証は、専門家で構成する第三者による認証委員会の審査で決まる。認定基準は町内での製造をはじめ、食への“感性”など六つの基準を満たさなければならない。

 「ブランドの知名度向上が当面の課題」(同)。そのため、町は新たな手を打った。8月に東北経済産業局の「地域ブランド創成支援事業」の採択を受け、同協議会を対象に専門家派遣によるブランドの磨き上げに取り組む。地域ブランドの確立による町の活性化という共通認識を一段と深めていく方向だ。


【2013年10月10日 日刊工業新聞社】