HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

地域低炭素投資促進ファンド、出資案件2件決まる

 環境省は2013年度から始めた低炭素化と地域活性化を支援するファンド事業で、和歌山県での太陽光発電事業と群馬県でのバイオガス発電事業の2件への出資を決めた。環境省がファンドを創設して初の出資案件。ファンド基金を運営するグリーンファイナンス推進機構(東京都港区)が各事業に1億円ずつ出資する。両案件ともファンドが呼び水となり、地元企業の出資や金融機関の融資などにつなげた。年度内にさらに数件の出資案件を決定する。

 和歌山県での太陽光発電事業は総事業費が7億円。ソーシャルビジネスを展開するPLUS SOCIAL(京都市中京区)が事業主体となる。出力2000キロワットの太陽光発電を設置して売電する。収益は地域の公益財団法人に寄付し、同法人が展開する低炭素化事業を支援する。投資回収年数は12年を見込む。

 群馬県でのバイオガス発電事業は総事業費が8億円で、エネルギーマネジメント事業会社のエナリス(東京都足立区)が事業を企画した。群馬県内の食品工場にプラントを設置し、工場から出る食品残さを使ってバイオガスを発電する。エナリスは新電力会社を通じて低価格の電力を地元施設などに供給する。投資回収年数は8年を想定。


【2013年10月7日 日刊工業新聞社】