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清水建など、福島・新地町で高糖度トマト栽培

 清水建設は18日、福島県新地町に高糖度トマトの植物工場を建設すると発表した。農業法人の新地アグリグリーンの農作地内に明治大学の特許技術であるサンゴ砂礫(されき)農法を導入した栽培面積3000平方メートル規模の太陽光利用型植物工場を整備。10月中旬から栽培を始める。収穫物は2014年初めにセブン&アイ・ホールディングス傘下で東北を地盤とするヨークベニマルで販売する。

 清水建、新地アグリグリーン、明治大、ヨークベニマルの4者で経済産業省による13年度先端農業産業化システム実証事業の採択を受けた。事業費は公表されていない。東日本大震災の被災地である新地町はトマトの一大産地。農業再生プロジェクトとして新地町役場も支援体制を敷く。

 サンゴ砂礫を培地にすると、トマトの糖度や生育に大きく影響する含水率管理が容易になる。明治大の実験では通常のトマトに比べ糖度が5割、収穫量が1割程度向上したという。


【2013年9月19日 日刊工業新聞社】