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西陣織工業組合、10月に商談会−伝統製品の販路拡大

 西陣織工業組合(京都市上京区、渡辺隆夫理事長、075−432−6131)は、西陣織の新製品や新素材を紹介する商談会「西陣織元コレクション2013」を開く。帯地や着物といった伝統的な製品の拡販とともに、インテリア向けなど新たな用途開発を促進する。西陣織会館(同)で10月1日から2日間の日程で開催し、西陣織の織元72社が出展する。

 同商談会は今年で4回目となり、京都府・市なども協力している。新製品の展示や新素材の提案などで西陣織を広く訴求。業界関係者に加え、アパレルやインテリア関係事業者を招待し、新たな商品開発に結びつける狙い。西陣織はインテリア装飾としての採用も増えており、一例としてカーテンや自動車の内装への納入実績を持つ。

 西陣織の12年度の出荷額は336億円と、ピーク時の2793億円(90年)に比べ約10分の1に縮小。技能者の高齢化や後継者不足もあり、業界を取り巻く環境は厳しい。商談会を通じて西陣織の魅力を全国に発信。産地内外の交流を活発化させ、ブランド力の向上や販売促進につなげる。


【2013年8月27日 日刊工業新聞社】