HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

農水省、「日本食文化ナビ」改良へ協議−町おこし効果高める

 農林水産省は地域の食文化を生かして経済活性化に取り組むナビゲーションツールの活用や改善の方策を話し合う検討会「日本食文化ナビ活用推進検討会」を28日に立ち上げる。同ツール「日本食文化ナビ」は2月に作成した。現場の事情を踏まえ、さらにツールを使いやすくしていくための方策を産学官で共同研究していく。2014年1月をめどに報告書と改良版のツールを作成する。

 食文化を活用して町おこしを図る例は全国で数多い。しかし特定のレストランだけがはやり地域活性化につながらない例や、地元産食材を使っていないのに地域料理とうたっている例も少なくない。あるいは伝統製法にこだわるあまり、若者や女性の口に合わず支持されない失敗例もある。

 農水省ではこうした実態を踏まえ、食文化による町おこしで何が足りないかの実例を複数地域で詳しく分析。ナビゲーションツールの改善や使い勝手の向上につなげる。 検討会メンバーは京都造形芸術大学の竹村真一教授ら5人。地域食文化を国内だけでなく、観光業者や流通業者と連携し海外に広げる有効策も協議する。外国人シェフに地域食材や料理を食べてもらうことで、農産物の輸出増加につなげる。


【2013年8月26日 日刊工業新聞社】