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愛知農業試験場など、スプレーギクの新品種を開発

 【名古屋】愛知県農業総合試験場は、茎から小枝が霧状に広がるキク「スプレーギク」について、夏の暑い時期でも安定して花が咲く新品種「スプレー愛知夏1号」を全国農業協同組合連合会と共同開発した。試験出荷を始め、2014年に本格生産する。14年に年間5万本、16年に年間50万本の出荷を目指す。

 新品種は7―9月の高温期でも開花が遅れず、鮮やかな黄色の花弁が横に倒れずに花の形を長く楽しめる。同試験場が持つ耐暑性の強い系統と全農が持つ花形の良い系統を掛け合わせ、6年かけて開発した。贈答用の花束やフラワーアレンジメントなどさまざまな用途を想定している。

 愛知県はスプレーギクの生産が日本一で出荷量は全国の3分の1を占める。夏の高温期は生産性が落ち、生産者からは耐暑性と美しさを兼ね備えた品種の開発が求められていた。同試験場の東三河農業研究所花き研究室は「夏の黄色いスプレーギクの主力品種になってほしい」としている。


【2013年8月21日 日刊工業新聞社】