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日本アムウェイ、観光協会と宮城・南三陸町に交流拠点開設

 南三陸町観光協会と日本アムウェイ(東京都渋谷区、マーク・バイダーウィーデン社長、03−5428−7721)は共同で、東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町に地域交流拠点「南三陸ポータルセンター」を開設した。アムウェイが支援してセンターを設け、現地を視察する人に対する情報発信と地域交流の場とする。復興仮設商店街「南三陸さんさん商店街」に隣接し、教育旅行の受け入れやイベントなどを開き、訪問者に気軽に立ち寄ってもらえるようにする。

 南三陸町では震災による建物被害が62%と大きく、中でもコミュニティーの場であった志津川公民館が「津波で流されてしまった」(同観光協会の及川和人氏)。このため地域交流や情報交換を行う拠点がない状態が続いていた。

 そこで日本アムウェイはポータルセンターの建設を提案。復興を加速したい南三陸町との思惑とも一致し、東海大学の杉本洋文教授の設計で今回の開設につながった。センターの延べ床面積は約290平方メートル。大型テントと木造平屋の2施設で構成する。

 今後は地区の集会や会議といった地域の交流の場として活用する。また町外からの教育旅行や視察といった来訪者の受け入れとともに、イベントやワークショップを開催する予定だ。テントでは震災のアーカイブとして写真やデータなどを展示。運営・企画は同観光協会が担当する。

 隣接地には震災後に地域の商店など30以上が集まって開設した仮設の商店街がある。地元海産物を使ったメニュー「キラキラうに丼」などを呼び水に、県内外から観光客などが来店する。多い日には3万人以上訪れることもあるという。このためセンターと商店街で連携し、県内外からの来訪者を受け入れる態勢を作る。


【2013年8月6日 日刊工業新聞社】