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ジャパンシーフーズ、長崎の新工場稼働−北米向けに水産加工品輸出

 【福岡】ジャパンシーフーズ(福岡市南区、井上幸一社長、092−593−7662)は、水産加工品の北米向け輸出に乗り出す。長崎県対馬市で生産設備などを取得し、このほど本格稼働した新工場を海外向け製品の生産拠点とする。高い鮮度を保つ技術「CAS冷凍」の設備を活用。地場のアジやサバのフィレ製品を中心に生産し、10月に初出荷する見込み。自社初の輸出事業で、輸出のみで3年後に約2億円の売り上げを目指す。

 日本食ブームで需要があり、高価格帯を維持できることから北米市場の開拓を狙う。日本料理店を中心に、現地商社を通して販売する。対馬の工場では、国内向けに地場水揚げ品のブランド強化も進める。対馬は良質な漁場である一方、加工や販路が課題になっていたため、同社の販路や設備を生かすことで6次産業化に取り組む。現在はアナゴの刺し身の製品化を進めている。

 同社はつしまCASセンター(対馬市)が保有していた工場建屋とCAS冷凍設備などを7月末に取得した。新工場の延べ床面積は1118平方メートル。取得額は非公表。国内外向けに水産加工品を生産する。2014年8月期に新工場のみで売上高4億6500万円を見込む。16年8月期までに毎年1億円ずつ売り上げを伸ばす考え。

 ジャパンシーフーズは水産加工品の製造を主力とする。13年8月期売上高は約29億円の見込み。


【2013年8月6日 日刊工業新聞社】