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GreenT、山梨県で農業+太陽光発電の融合事業を開始

 GreenT(東京都世田谷区、吉田愛一郎社長、03-5790-0611)は、山梨県北杜市で農業・畜産とソーラー発電の融合ビジネスを近く始める。農地や畜産のための土地に太陽光発電パネルを建て、その下で生命力が強い作物であるワイルドストロベリーを栽培する。農家は太陽光発電の売電収入と、作物の販売収入の双方が期待できる。

 第1弾となる融合ビジネスは同市内の高根村山地区にあるNPO法人あさひテレサホームの敷地に設ける。障害者のグループホームで、養鶏場とシイタケ栽培場がある。この屋根にはそれぞれ太陽光パネルを設置済みだが、さらに発電規模を拡大して売電収入を増やす考え。ただ、農地や畜産のための土地にパネルを設置することが課題になっていた。

 農水省はパネルに支柱を建てて、その下で農作物を栽培する場合は農地の一時転用許可の対象として認める方針を4月に打ち出した。この方針を受けてパネルの下でワイルドストロベリーを栽培する方法を考案した。

 ワイルドストロベリーは野生種の小粒イチゴで病害虫に強く、栽培に手間がかからない。通常のイチゴと異なり年間を通じて実をつけるので何回も収穫できるメリットがある。洋菓子会社などに売ることで販売収入と売電収入の両方が期待できる。今後の実績をみて、ソーラービジネスに関心を持つ農家などに提案していく考えだ。


【2013年5月27日 日刊工業新聞社】