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高砂物産協会、江戸時代の帆布復元・販売−シニア層向け新製品投入

 【神戸】高砂物産協会(兵庫県高砂市、柿木貴智理事長、079−443−7277)は、江戸時代の帆布「松右衛門帆」復元・販売事業の法人化を目指す。女性のシニア層を中心に、新製品の投入や販売代理店の拡大により、2013年度に売り上げ2500万円を見込んでいる。14年度中に法人化する予定で、実現すれば協会の事業で初の法人化となる。

 松右衛門帆は江戸時代に高砂市出身の工楽松右衛門(くらく・まつえもん)が播州木綿を用いて考案したとされる帆布。同協会の前身(高砂ブランド協会)時の09年4月から厚生労働省の「ふるさと雇用再生事業」などの制度を活用し、神戸芸術工科大学と復元・販売を進めてきた。

 現在、兵庫県多可町の先染め播州織り、同県姫路市のなめし革などを素材にバッグ84点やポーチ16点をネット、市内直営店、販売代理店で展開、12年度は650万円を売り上げた。13年度は新商品3種類10数点の投入や東急ハンズ梅田店(大阪市北区)など販売代理店の拡大で14年度に法人化を目指す。

 高砂物産協会は13年4月に発足。前身の高砂ブランド協会を継承し、地域ブランドの開発などにより同帆布の製造販売やご当地キャラ「ぼっくりん」などの事業で高砂市をPRしている。法人化後の社名は工楽松右衛門の店「御影屋(みかげや)」とし、柿木理事長が社長に就任する予定。


【2013年5月14日 日刊工業新聞社】