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愛知農業試験場、トマトの新品種開発−黄化葉巻病に耐病性

 【名古屋】愛知県農業総合試験場(愛知県長久手市)は、愛三種苗(愛知県清須市)と共同で、トマト黄化葉巻病への耐病性を持つトマトの新品種を開発した。トマト黄化葉巻病は収量の激減をもたらす。被害発生地域で栽培すれば生産・供給の安定が期待できる。

 開発した「TYファースト」は、愛知県で広がったイスラエルマイルド系統の病害ウイルスによるトマト黄化葉巻病に耐病性を示すほか、萎凋病など主要病害にも抵抗性がある。従来の「ファーストトマト」に比べて果実のそろいが良く、重さは230グラム程度。

 種子は同社が6月ごろに発売する予定。当面は県内の作付面積で2万平方メートルを見込んでいる。8月から栽培が始まり、トマトは12月ごろから市場に出荷される見込み。

 ファーストトマトは愛知県の伝統野菜で果実の先端がとがっており、甘みがある。春の食材として県内や京浜市場を中心に根強い人気がある。


【2013年4月5日 日刊工業新聞社】