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東京都、観光振興を強化−公式サイト、スマホに対応

 東京都は都内の観光振興を強化する。2013年度中に観光公式サイト「ゴー・トウキョウ」をスマートフォン(多機能携帯電話)に対応。急速に普及するスマートフォンを通じて、多くの観光客に都内の観光スポットやイベント情報を発信する。また、多摩地域の豊かな森林資源も観光に活用するため、林道周辺の休憩施設などの整備を拡充する。東日本大震災で落ち込んだ観光客を呼び込む取り組みを通じて、都内経済の活性化を狙う。

 情報発信力を高めるため、13年度中にゴー・トウキョウのスマートフォン版を作る。当初は日本語、英語、中国語の3言語での表示を検討する。スマートフォンから手軽に観光情報を確認できるようにする。

 観光公式サイト上では東京の魅力をはじめ、秋葉原などの観光スポットや街歩きのルート、祭り・イベントといった都内の詳しい観光情報を提供している。英語や中国語、フランス語、韓国語など8言語に対応しており、各国の観光客が利用できる。

 また、都は多摩地域の森林も観光振興に生かす。林道がハイキングコースとして利用され、観光客の確保を見込めることから、休憩所や眺めを楽しめる施設などの整備を強化する方針。地元の自治体の意向などを調査しているという。

 11年度東京都観光客数実態調査結果によると、外国人観光客は約410万人、外国人観光客による経済効果は約6700億円。震災や東京電力福島第一原子力発電所事故により大きく落ち込んだ。都はITや地域資源などを生かした観光振興で観光客の呼び込みを狙う。


【2013年4月4日 日刊工業新聞社】