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経済レーダー/造幣局理事長・新原芳明氏「大阪のためなら何でも」

 造幣局の風物詩、桜の通り抜けが2013年4月に130年目を迎える。1883年に始まり大阪の春の風物詩として市民に愛されてきた。一方で金融や貨幣デザイン教室の開催などで地元との連携を進めている。新原芳明(しんはらよしあけ)理事長に地域貢献について聞いた。(大阪・香西貴之)

 ―桜の通り抜けが130年を迎えます。

 「期間中は約80万人が訪れ日本中が話題になる。外国人旅行客も色鮮やかな桜にびっくりする。楽しみを損なわないように続けたい。130年記念の今年は桜の通り抜け前に特別展を開く。旧正門詰所の内部公開など歴史建造物も楽しんでほしい」

 ―金融や貨幣デザイン教室、観光推進など地域に貢献しています。

 「大阪のためなら何でも応じる構えだ。府や市、大阪商工会議所などの公的催しにはぜひ声をかけて頂きたい。試作貨幣の手動プレス機なども貸し出す。各地域の記念貨幣発行に合わせたデザイン教室は小中学生が工芸職員に貨幣デザインの描き方を教わり好評だ」

 ―産業遺産として歴史的価値があります。

 「近代工場の先がけとして硫酸や石炭ガスの資材製造に取り組み、精錬や化学分野の技術にも貢献、地元産業の興隆を後押ししてきた。経済産業省の近代化産業遺産にも認定され、産業観光面でも協力していきたい」


【2013年3月27日 日刊工業新聞社】