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愛知県、競馬場で伝統工芸品をPR

 愛知県は競馬場を活用して伝統工芸品をPRする。23、24の両日に中京競馬場(愛知県豊明市)内で愛知県の伝統工芸品の展示会を開催。競馬の集客力を生かし、伝統工芸の認知度を上げる。この展示会を足がかりに、2013年度も同様のイベントを開く検討をしている。

 同競馬場は24日にGIレースの高松宮記念を開催。今回のレースから優勝馬に贈るレイが京友禅から、名古屋友禅に変わる。名古屋友禅の注目度が高まる今回のレースを契機に、競馬ファンの興味を地元の工芸品にも引き込む。

 展示会では場内の飲食店などがある建物に、県内の伝統工芸品を陳列する特設ブースを設ける。名古屋友禅のほか、優勝馬主の商品である七宝焼、石工品、常滑焼、赤津焼、瀬戸染付焼を展示する。七宝焼は販売もする。

 高松宮記念は4万―5万人の入場が見込まれている。県は競馬場が持つ集客力に注目。競馬場側も客層の拡大を課題としている中、伝統工芸の維持支援策の一環として展示会を開くことにした。

 今後は同様のイベントを「4月以降もできるよう調整を進めている」(愛知県産業労働部産業振興課)としている。今回の反応を踏まえ、展示内容の改良や、レースの名称に合わせてテーマ性を持たせるなどして、13年度は活動をより活発化させる考えだ。伝統工芸品にとどまらず、県産品を広く取り上げることも検討する。(名古屋)


【2013年3月22日 日刊工業新聞社】