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宮崎県、食品試作ラボを建設−販売体制も整備

 【宮崎】宮崎県は2013年度に、宮崎県食品開発センター(宮崎市)に食品関連の試作加工製造施設「フード・オープンラボ(仮称)」を建設する。食品営業許可に基づき、食品加工企業や農業者らが商品化を目指す試作品を販売できる体制を整える。14年3月に完成予定。

 導入設備を含んだ総建設費は約9000万円。県内の農水産資源を生かした商品開発と販路拡大による食関連産業の振興を狙う。

 フード・オープンラボは鉄骨平屋立てで、延べ床面積は約300平方メートル。食品の原料入荷から製造、出荷工程であらかじめ危害を予測し、解決するHACCP(危害分析重要管理点)に対応した衛生管理体制を整える。

 総菜や菓子、清涼飲料水の試作加工が可能。それに合わせて加工技術、衛生管理指導、商品開発支援も行う計画だ。

 同センターでは従来、食品加工企業や農業者らの商品開発を支援してきたがHACCPに対応した衛生管理体制までは整っていなかった。

 今後は同ラボを使って「試作品を市場調査し、商品化、販路拡大につなげることができる」(同県商工労働観光部工業支援課)と期待している。


【2013年3月5日 日刊工業新聞社】