HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

エコッツェリア協会、シェフが求める食材共同調達

 エコッツェリア協会(東京都千代田区、伊藤滋理事長、03‐6266‐9400)は、東京都千代田区の大手町・丸の内・有楽町エリアで、飲食店による食の共同調達事業「大丸有つながる食プロジェクト」を加速する。プロジェクトに参加する飲食店は現在20店舗。これを2014年度までに100店舗以上に拡大、調達量増加で農業者への購買力を強めると同時に、農業者に対してもシェフが求める野菜の種類や栽培法などでの交流を後押しする。

 食の共同調達事業は、野菜を生産する農業者とレストランシェフの交流拡大により、オリジナルメニューの増加や他地域店舗との差別化を促すのが狙い。参加店舗は三菱地所が東京駅前に所有する丸ビルや、新丸ビルに入居しているレストランが主力。

 和洋中、エスニック、バーなどさまざまの業態があり、野菜や果物などの食材を農業者から共同調達。これにより他地域店舗との差別化、調達コスト削減を目指す。レストランなどで使う野菜は、珍しい野菜や有機栽培野菜、早朝の収穫など差別化が重要になる。こうした要求に対応でき、数量も揃えられる農業者の確保も課題となっている。

 この一環で、千葉県木更津市内の「耕す 木更津農場」、君津市内の「君津農園」、および富津市内の農業者13団体との現地見学会を11月に実施。12年度内にさらに同様の見学会や、生産者を東京に招いての交流会を開く計画で、農業者とシェフのマッチングを図る。

 取り組みを通じてシェフからレストランで使いたい野菜を生産者にリクエストしたり、生産者の側で食の安全や作り手の思いなどをアピール。共同メニュー開発などにつなげていく。


【2012年12月3日 日刊工業新聞社】