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徳島・阿南市が「ふるさと会」−阪大・高専と広域連携

 徳島県阿南市は2013年2月に、阿南工業高等専門学校(徳島県阿南市)、大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング(BE)専攻などと共同で、関西地域と広域連携し、産業振興につなげる「関西・阿南ふるさと会(仮称)」を立ち上げる。発光ダイオード(LED)など、阿南市が強みとする地域資源を活用したモノづくりをPRしながら、市内中小企業が関西での一歩踏み込んだビジネスの拡大を狙う機会につなげる。2月に設立総会を開いて正式発足する運び。

 阿南市と阪大BEは07年12月に、モノづくり、まちづくりの発展を目的にした連携協力の包括協定を締結済みで、地域資源活用や人材交流に取り組んできた。阿南市はLED製造大手の日亜化学工業があり、LED関連製品を手がける中小企業も存在感を発揮できる環境が整う。阿南高専発のベンチャー、バンブーケミカル研究所も竹の環境加工品を手がけるなど、独自技術を磨いている。

 今後は、阿南市と阪大、高専を軸に地場中小を広域で巻き込む形で、ビジネス連携を広げる。技術シーズのマッチングでのイノベーションを創出し、産業複合化でのニュービジネスにも生かす。

 約100社が参画する阿南高専の賛助会員企業と阿南商工会議所、徳島県人会近畿連合会、富岡西高校など、阿南に関連する産学官が、根を張り巡らせて連携する。

 ふるさと会の事務局は阿南市が務める。13年2月23日に阪大中之島センター(大阪市北区)で設立総会と産業振興シンポジウム、交流会を開催する。阿南市出身者以外に、阿南に縁のある関係者に広く呼びかける。


【2012年11月30日 日刊工業新聞社】