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岩手・宮古市、再生エネで地域活性化−トヨタなどと協議

 【盛岡】岩手県宮古市とトヨタ自動車などは26日、再生可能エネルギーを使った地域活性化を目指す「宮古市ブルーチャレンジプロジェクト協議会」を発足させたと発表した。木質バイオマス施設を新設し、「電気・熱・水素」を有効に使う。同市は面積の9割が森林を占めており、再生可能エネルギーを軸とした林業の再生、雇用の拡大にもつなげたい考えだ。

 間伐材などの木質チップを熱媒体で過熱し、水素を多く含むバイオガスを作り、さらに99・99%にまで純度を引き上げてガスエンジンの燃料に使う計画だ。水素製造量は毎時40立方メートル、発電出力は3000キロワット、熱利用可能量は重油換算で年115万リットルと推定。投資額は未定で、2013年度以降に着工するという。

 協議会の会長には名古屋大学経済学部の西村眞教授、副会長に長岡技術科学大学の石黒義久客員教授、宮古市の山本正徳市長が就任。トヨタ自動車のほか、王子木材緑化(東京都中央区)、イシグロ農材(愛知県豊橋市)、ジャパンブルーエナジー(東京都千代田区)など10社の予定。


【2012年11月27日 日刊工業新聞社】