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兵庫・尼崎市、伝統野菜を特産品に

 実は農業も盛んな尼崎―。工業のイメージが強い兵庫県尼崎市で、商工会議所や市が中心となり伝統野菜の「尼藷(あまいも)」を使った製品を完成した。地域農産物の知名度向上や特産品創出が目的。未利用の茎をつくだ煮に、規格外の芋を甘露煮に加工した「尼いもづくし」を16日に発売する。価格は1575円で300セット限定。2013年度以降も続ける考え。

 尼崎商工会議所が11年に始めた「尼食倶楽部(にしょくくらぶ)プロジェクト」の一環。市内の尼藷生産者、つくだ煮メーカー、大学などが連携。1年かけて製品化にこぎつけた。茎のつくだ煮はばら売りも行う。問い合わせは同商工会議所(06−6411−2252)へ。

 尼藷はサツマイモの一種で最盛期には年間2400トン生産された尼崎の伝統野菜。1950年ころに生産が途絶えたが、有志の取り組みで03年に復活。12年度の生産は2.5トン。尼崎ではホウレン草や小松菜も特産品として知られる。(神戸)


【2012年11月15日 日刊工業新聞社】