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新潟麦酒、「トリュフ」で養豚−ブランドに育成

 新潟麦酒(新潟市西蒲区、宇佐美健社長、0256−70−2200)は、高級キノコのトリュフを飼料として与えた豚肉「トリュフの極み」のブランド化に乗り出す。トリュフに含まれる成分が赤身肉の脂質量を増やし、付加価値を高めるという。ブランド化により収益性を高め、養豚事業の売上高を1年後に2倍の6000万円に引き上げる。

 同社は自社の地ビール製造で発生するビール麦、食品残渣(ざんさ)を有効活用するため養豚業に2006年に参入。ほぼ同時期にトリュフの人工栽培に成功している。

 今夏、収益向上を目指しトリュフを活用した養豚に着手。飼育する三元豚約1500頭のうち、試験的に20頭の飼料にトリュフを混ぜて与え始めた。さらに飼育期間を約8―9カ月と通常より2カ月間延ばし、豚肉本来の味や脂身のうまみを引き出し出荷する。

 トリュフの極みの出荷価格を、従来の豚肉に比べて2−3割高めと見込んでおり、今後はすべての飼料をトリュフ入りに転換する。すでに都内の飲食店・ホテルに出荷を始めており、鍋料理などの食材に使用されている。


【2012年11月14日 日刊工業新聞社】