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農研機構九州沖縄、大豆新品種を開発

 農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センターは、黒大豆の新品種「くろさやか」を開発した。実の大きさが豆菓子に適したサイズで、青臭み原因となるリポキシゲナーゼ酵素を含まないため、ケーキやパン、めん類などの食品開発が可能。広島県の農商工連携事業で試作栽培が始まっており、6次産業化に向く品種として売り込む。

 従来の黒大豆より多収で成熟期の早い品種と、リポキシゲナーゼのない品種を交配した。国産大豆の約6割が豆腐向けだが、大豆利用を増やすため、種皮色や成分に特色を持つ新品種開発が求められている。くろさやかはリポキシゲナーゼ酵素を含まないため、普通の大豆で必要な加熱処理の工程を節約できる。また黒大豆では豆おかきなどに使われる丹波黒の品種が有名だが、収量が少なく成熟期が遅いのが難点だった。


【2012年10月19日 日刊工業新聞社】