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カタールの被災地復興支援プロ、宮城の水産施設完成

 【仙台】カタール政府が東日本大震災の被災地復興支援プロジェクトの一環として行っている「カタール フレンド基金」で新設した宮城県女川町の多機能水産加工施設「マスカー」が完成し、16日から操業する。出資額は約20億円で、約670人の直接雇用、約130億円の経済波及効果が見込まれる。サンマなどの水産加工を行う予定だ。

 地上3階建てで、高さは約23メートル。冷蔵庫の貯蔵能力は約6000トン。1階は津波で外れる外壁パネルを設置した。2階に冷蔵庫、3階には大震災と同様の津波が来ても耐えられる構造の避難場所にした。マスカーとは潮の満ち引きを利用して魚を捕るカタールの伝統的な漁法の一つ。

 同基金は2012年1月に被災地復興を目的に設立された。14年12月までの3年間で教育、健康、水産業の3分野に総額80億円の資金援助を行う計画。


【2012年10月16日 日刊工業新聞社】