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ワイン&チーズでツアー誘致−北海道、冬場の「楽しみ」PR

 北海道は食クラスターの取り組みとして、ワインとチーズを核とした個人向けツアーの造成に取り組む。10日から高島屋東京店で始まった大北海道展で道産ワイン20品目、チーズ38品目をPRするのをはじめ、ワインや食材に詳しい4人を語り部として派遣。このほかにも東京都内の北海道アンテナショップや道産ワイン業者と連携して食材魅力をアピール、首都圏客誘致につなげる。

 客受け入れのため、ワインとチーズをテーマにしたホテルやレストラン、農業法人など関係機関のネットワークづくりも急ぐ。

 北海道は道外からの観光客が年間1000万人に上り、大半が首都圏とみられる。ただ訪問時期が夏場に偏り、冬場は2月前半のさっぽろ雪まつり期間を除くと客数が減少するのが悩み。冬場の誘致策として、ワインとチーズに着目した。

 北海道は加工用ブドウ生産量が日本一で、チーズも国内ナチュラルチーズの9割を占める。ワイン産地もかつては十勝や富良野、小樽、函館などに限られていたが「空知など新興勢力が育ち、産地に広がりがでてきた」(北海道東京事務所観光・企業誘致課)。

 ワインの味に詳しい中高年やグルメ女性客をターゲットに、雪に埋もれたワイナリーの見学とセットでワインに合う地元食材料理を提供。リピーター化を狙うとともにブランド向上につなげる。


【2012年10月11日 日刊工業新聞社】