HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

個性発信・話題の現場/那須ロープウェイ−50周年「山ガール」も増加

 東野交通(宇都宮市)が運営する那須ロープウェイ(栃木県那須町)が10月20日に開業50周年を迎える。1962年の開業当初は36人乗りのゴンドラだったが現在は関東最大の111人乗りだ。「雷による停電や強い風には気を配っている」と江田康範那須ロープウェイ所長は話す。通常はモーターで動くが、停電時にはエンジンに切り替えた。

 栃木県最北端にある活火山「茶臼岳」の7合目から9合目までの812メートルを約4分間で走る。営業期間の3月20日から11月30日には、リンドウやツツジなど四季折々の草花やハイキングを目的とした人が多く乗る。「山ガール」と呼ばれる若い女性も増加傾向だ。

 例年の乗客数は約46万人だが、2011年は東日本大震災直後の営業見合わせや風評被害などの影響で約26万人にとどまった。「付近の放射線量について電話で問い合わせが来るので随時計測し、安心して来てもらえるようにしている」(江田所長)。今年の乗客数は例年の7―8割まで回復しており、10月からの紅葉シーズンのにぎわいに期待を寄せる。


【2012年9月24日 日刊工業新聞社】