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中野・杉並区の商店街が連携−JR中央線周辺の活性化へイベントなど開催

 東京都の中野区商店街連合会と杉並区商店会連合会は、連携して地域や商店街を活性化させる取り組み「オレンジライン事業」を10月に始める。両区の中央を横断するJR中央線の周辺地域で区の枠を超えてイベントなどを開くことで、区内外へ両区の魅力を発信する。商店街の魅力を盛り込んだフリーペーパーを発行するなどして商店街の回遊性を上げ、中小商業の経営安定や発展につなげる。

 区をまたいで商店街組織が連携するのは珍しい。対象となるのはJR中央線の東中野駅から西荻窪駅周辺の商店街。区間内には中野、高円寺、阿佐ケ谷、荻窪駅などがあり、「中央線文化」と呼ばれる特徴的な文化が根づいている。また、西武新宿線沿線地域も視野に入れている。中野区観光協会が事業を受託する。

 2013年2月をめどに両区の商店街の逸品や名物の人物などを紹介する40ページ程度のフリーペーパーを発行する。また、各商店街の来街者を被写体として撮影し、各店を紹介するフォトブックを作成し、無料配布して若者や地域住民へ魅力を発信する。

 10月7日には中野区内で「街歩き」、同27日には杉並区内で「地域連携イベント」をテーマにしたシンポジウムを開く。毎年10月下旬に行われている高円寺地区のイベントも主催する。

 さらに、両区にまたがる広域を対象に代替現実ゲーム(ARG)よる宝探しゲームを実施。10月上旬に行われる中野駅周辺のイベントで第1回のゲームを行い、第3回まで行う計画だ。来街者を呼び込み、商店街の回遊性を上げるのが狙いで、一連の取り組みを通じ、地域住民や大企業との交流も深め、地域経済の底上げを目指す。


【2012年9月21日 日刊工業新聞社】