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栃木県でEV活用相次ぐ−ホンダ・日産が貸与

 栃木県内で電気自動車(EV)を観光事業や公用車、農業分野に活用する動きが相次いでいる。

 活躍するのはホンダと日産自動車が新たに貸し出す小型EV。ホンダは栃木県と8市町に、8月31日に発売した小型EV「フィットEV」25台を今月12日から2013年度にかけて順次貸与する。

 ホンダの関連事業所がある5市町の道の駅などに急速充電器5基も寄贈する。県などはEVなどを使った環境配慮型の観光を推進する「レイル&EV観光モデル事業」や、公用車としてフィットEVを活用する予定だ。

 さらに、県は日産が無償貸与した小型商用EV「e―NV200」のテストカー1台を使い、農作物の集出荷などの実証実験を17日まで那須塩原市で実施する。e―NV200を用いた実証事業は農業分野、自治体で初めて。日産の平井敏文執行役員は「EVはなめらかに動くので山間地に向いている」と期待する。

 栃木県は10年に経済産業省から、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の普及に取り組む「EV・PHVタウン」の選定を受けた。カーシェアリングなどを活用した都市部でのEV活用やEV・PHVからの電力供給などのスマートシステム構築も視野に入れている。(宇都宮)


【2012年9月6日 日刊工業新聞社】