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農水省、宮城・山元町に太陽光型の植物工場

 農林水産省は宮城県山元町の太陽光利用型の植物工場「大規模施設園芸技術の実証研究施設」を28日にオープンする。イチゴとトマトを栽培する。イチゴでは株元に冷温水を流して果実のなる時期を調節するといった農業技術、省エネ・省力栽培技術を導入した。2017年度までに生産コスト半減、収益率2倍を目指す。

 農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所が統括し、パナソニック、イシグロ農材(愛知県豊橋市)、アリスタライフサイエンス(東京都中央区)、ジオシステム(東京都練馬区)、カネコ種苗(前橋市)、トヨハシ種苗(愛知県豊橋市)が参加する。成果を東日本大震災で被災した農家、農業法人に還元する計画だ。

 栽培棟の面積は7200平方メートルで、イチゴとトマトでそれぞれ育苗室、栽培室を設けた。イチゴは株元に冷温水を流したり、間欠冷蔵処理をして収穫時期を調節できる。紫外線蛍光灯を照射してウドンコ病を防いで農薬代を節約し、低農薬・高収益を目指す。トマトでも周年多回数生産システムなどを研究する。


【2012年8月28日 日刊工業新聞社】