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タス・インターナショナル、海外で伝統工芸品販売−ネットモール開設

 タス・インターナショナル(大阪市中央区、安倍達宗社長、06−6245−0852)は、日本の伝統工芸品や日用品、オモチャをインターネットで海外に売り込む事業に乗り出す。このほど、商品のリクエスト機能を備えたネットショッピングモール「WANTED JAPAN(ウォンテッド・ジャパン)」を開設。先行して日本の伝統工芸品を販売するコーナーの運営を始めた。初年度は流通金額で1億円以上を目指す。

 開設したショッピングモールは英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、フランス語の5カ国語に対応。海外では手に入りにくい日本製品を、サイト閲覧者が直接リクエストできる。リクエストされた商品はタス・インターナショナルが探し出し、購入希望者に販売する。個別対応が必要なリクエスト機能を、前面に打ち出したネットショップは珍しい。

 各言語に精通したスタッフをそろえ、出店企業の製品一つひとつを丁寧に翻訳してサイトに反映する。製品説明の翻訳のほか、海外購入希望者からの問い合わせ対応、商品発送、代金回収などをタス・インターナショナルが請け負う。出店者の利用料は掲載商品30点までとなっており、月額1万円から。

 運用を始めた日本の伝統工芸品の販売コーナー「プレミアム」は金銀糸の刺しゅうが入ったハンチング、着物をリメイクして仕立てた婦人ジャケット、輪島塗のボールペンなどを用意。9月には日本製の日用品やオモチャを取り扱うコーナーも開設する。

 タス・インターナショナルは1991年に設立。日本在住の日系ブラジル人やペルー人を対象とした電話の申し込み取り次ぎ業務をはじめ、スポーツチームのポルトガル語通訳などを行っている。


【2012年8月21日 日刊工業新聞社】