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くまもとデザイン協議会、無料相談会を中小向けに定期開催

 【熊本】くまもとデザイン協議会(熊本市中央区、川口滋会長、096-351-4539)は「デザインよろず相談」を始める。会員デザイナーが県内中小企業の商品開発などに無料で個別にアドバイスする機会を定期的に設ける。企業と接する機会を増やすことでデザインの受注につなげたい考え。地場産業振興の一環で熊本県産業技術センターも協力する。

 第1回は16日、同センターで開く。5人程度の個別相談に協議会会員やセンターの研究員らが一人もしくは複数で対応する。今後も当面は毎月第3木曜日に実施予定。申込件数や16日の反応によっては受付人数や開催日、頻度などの見直しも行う。

 くまもとデザイン協議会には熊本県在住のプロダクトデザイナーやグラフィックデザイナー、カメラマンなど18人が所属している。一方でセンターにはデザインや商品企画の専門研究員がおり加工食品などでの商品開発支援は通常行っている。

 センターは従来、デザイン技術講習会を開くなど県内企業のデザイン力向上に取り組んできた。今後はネーミングやパッケージデザインなどの検討と材料選定や加工法確立などを同時並行で支援していきたい考えだ。

 熊本県では2011年の九州新幹線の全線開業をきっかけに特に土産などで商品開発が増えており、デザインに関するニーズが高まっている。しかし県内メーカーが県外のデザイナーに発注するケースもあるという。くまもとデザイン協議会は地元在住で打ち合わせがしやすいなどのメリットを前面に打ち出し県内企業との関係を強化する。


【2012年8月13日 日刊工業新聞社】