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中茨城県北3漁協、シラス漁を試験操業

 茨城県沖でとれたシラスの東京・築地市場での取引再開を―。大津漁業協同組合(茨城県北茨城市)など茨城県北の3漁協が操業開始に向けて試験的にシラス漁を再開した。本来、シラス漁は今が最盛期。だが東日本大震災後の東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響で、主要出荷先だった築地市場との取引が休止になり休漁を余儀なくされている。

 試験操業は6日と10日の2回行われ、いずれも40―50隻の船に一隻当たり5箱(一箱約25キロ)を限度に実施。県北の拠点である大津漁港(茨城市)には活きのいいシラスが水揚げされた。

 加工前と釜揚げや天日干しした後のシラスに含まれる放射性物質を検査し、築地市場から取引再開の承諾がとれれば、6日に水揚げのシラスが13日にも築地市場で取引される。これまでの採取結果では茨城県沖で採れたシラスは、放射性セシウムの新基準値を大幅に下回っていたか、検出限界以下だった。(水戸)


【2012年8月13日 日刊工業新聞社】