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ナカショク、被災工場再建し出荷開始

 ナカショク(岩手県大槌町、斉藤勲社長、0193-55-5450)は、東日本大震災で全壊した水産加工工場を再建し、出荷を始めた。総事業費は4億5000万円で、国のグループ化補助金を活用し、旧工場跡地に新設した。

 新工場は、主に三陸沖で陸揚げされた海産物を冷凍加工する施設。イカのフライが主力で、加工能力は日産3トン。冷凍加工を高鮮度で行う凍結機も設備し、大手スーパー向けに出荷する。

 新工場は規模を縮小し、建物は鉄筋2階建てで、延べ床面積1380平方メートル。年末までに350平方メートル規模の冷凍冷蔵施設も建設する計画。

 震災前に50人だった従業員は、パートを含め30人とした。そのうち半数は旧工場で勤務していた。

 大槌町は水産・水産加工業が主力産業で、震災時の津波により壊滅的な被害を受けた。同町の水産加工工場が、新工場として再建したのは初めて。


【2012年8月1日 日刊工業新聞社】