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個性発信・話題の商品/藤崎−「仙台小箱」シリーズ

 仙台市青葉区の老舗百貨店、藤崎(仙台市青葉区、藤崎三郎助社長、022-261-5111)のお中元で、東日本大震災で被災した東北地方の名産品の売れ行きが好調だ。売れ筋は牛タンや笹(ささ)かまぼこ、銘菓など23種類から3、5種類を詰め合わせた藤崎オリジナル「仙台小箱」シリーズだ。さらに震災から復旧した名産品を選ぶ傾向も顕著だ。

 笹かまぼこでは宮城県石巻市の「白謙」、女川町の「高政」、仙台市青葉区の「阿部蒲鉾店」が人気で、これらに「萩の月」や「白松がモナカ」などを組み合わせるものが多い。昨年は三陸産の水産加工品が品薄になり、気仙沼特産の「フカヒレスープ」などの商品を選ぶ“復興支援”も伸びている。地酒2本と名産品二つを組み合わせる「仙台ゆらり」も好調。

 担当の勢田誠一係長は「震災支援に対する感謝の気持ちを込めて、仙台名産品を複数選ぶお客さまが増えており、単価もアップしている」と話す。被災地の応援消費は細ってきたと言われるが、仙台の老舗百貨店のお中元商戦はまだ健在だ。


【2012年7月30日 日刊工業新聞社】