HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

茨城・那珂湊漁港、2カ月遅れて初ガツオ−復興願い水揚げ

 漁業の復旧・復興で街に活気を―。茨城県内唯一のカツオ水揚げ基地の那珂湊漁港(茨城県ひたちなか市)のひたちなか市地方卸売市場で、今季初めてカツオが水揚げされた。今年は不漁のため、例年に比べ2カ月遅れ。千葉県銚子の東方約650キロ―800キロメートルの太平洋で釣り上げたカツオ17トンとビンチョウマグロなど17トンが船から次々に運び出された。

 本間源基ひたちなか市長も駆け付け、カツオ1本(約2キロ―3キログラム)の競りに参加。港の活気を祝して3710(みなと)円で落札。「家に持ち帰って、たたきにする」(本間市長)と満面の笑み。

 カツオの初競りでは一キログラム650円とほぼ相場通りで落札。那珂湊漁業協同組合の大内清一組合長は「出荷制限中の魚が残っている。長く続くと加工業者などが離れてしまう。カツオを機に活気が戻ってきてほしい」と福島第一原子力発電所事故の影響からの一日も早い立ち直りを目指している。(水戸)


【2012年7月18日 日刊工業新聞社】