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中央精機・堀田節夫相談役、大河ドラマで白河知って−研究会の成果花開く

 「来年の大河ドラマは白河市の稲荷山丘陵から始まるんだ」とうれしそうなのが中央精機(東京都千代田区)の相談役堀田節夫さん。福島県白河市に工場を所有していることもあって、同丘陵3000坪を取得したが、2008年に市に寄贈。その地には桜が植えられ、今回、大河ドラマの舞台にもなる。

 主人公は戊辰戦争で名をはせた「幕末のジャンヌダルク」新島八重。稲荷山は戊辰戦争有数の激戦地。そこに登場するのが代々家老を務めた西郷頼母。その頼母に学生時代からのめり込んでいるのが堀田さん。今年80歳だが、研究会をつくり、丘陵には大好きな“蝸牛(かたつむり)”の歌碑も建てた。

 会社は神田淡路町と古本屋街の神田神保町にも近く、収集した図書は多数。そのうちトラック2台分を東日本大震災後、白河市立図書館に寄贈、一部閲覧可能になった。そこに大河ドラマの情報。しかも頼母が初回、丘陵とともに登場する。喜びも2倍。「是非皆さんにも頼母を知ってほしい」とトーンも上がる。中小企業経営者の私欲を捨てた取り組みが花開く。


【2012年7月18日 日刊工業新聞社】