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東京・新宿区、地場産業を振興−名匠迎え染色講座開設

 東京都新宿区は2012年度から、区内に点在する染色業など地場産業の周知や振興のため、モノづくりの体験型教室を開催する。同区が毎年行っている「新宿ものづくりマイスター認定制度」で「技の名匠」と認定された区内の優秀な技術者を講師に迎え、本格的な染色などを体験できる。これらを通じて、地場産業の将来の人材確保にもつなげる。 初年度の今年は6回開催予定で、定員は各プログラム10人。20日に始まる初回のテーマは「友禅染」。名古屋帯にオリジナル柄を描く本格的な手描友禅を体験できる。講師は手描友禅職人の熊崎和人氏。プログラムは8月24日までの隔週金曜日、全4日間。次回は、9月に「更紗染」や「しみ抜き」などを予定している。

 同区は今年度から、地場産業の後継者育成支援として、研修生受け入れ経費の補助事業も始めた。併せて区内の地場産業の保護に努めていく。地域文化部産業振興課の荒井清治産業振興係長は「一流の職人に本格的に教えてもらえる体験教室は珍しい。一般の人が地場産業に親しみを持つきっかけにしたい」と語った。

 応募締め切りは12日(必着)。参加無料。問い合わせ先は同区地域文化部産業振興課(03-3344-0701)。


【2012年7月6日 日刊工業新聞社】